白塗装の背板付き本棚ができました。
背板付きは組立時は少し時間がかかります。
単列の場合はさほどでもありませんが・・・複数列となれば組み立てに広いスペースがいる場合もあります。
今回のケースは店舗の陳列什器だそうで、棚板はすべて固定ですので背板は一マスごとひ小さくカットしたため組み立てが比較的容易にできるように設計しました。
白塗装の背板付き本棚ができました。
背板付きは組立時は少し時間がかかります。
単列の場合はさほどでもありませんが・・・複数列となれば組み立てに広いスペースがいる場合もあります。
今回のケースは店舗の陳列什器だそうで、棚板はすべて固定ですので背板は一マスごとひ小さくカットしたため組み立てが比較的容易にできるように設計しました。
オーダー本棚を安く作りたい人は、極力自分でできることは自分することが良いと思います。
例えば見積りを依頼するときの設置場所の計測等も、その一つです。
まだ、注文も決まっていない段階で業者を呼べば、見積り価格は加算されかねません。
結果、高価な見積りになっても断りにくい・・・・なんてことも起こりかねない。
サイズに大きなゆとりをもってオーダーする場合はザックリとした計測でもOK出すが・・・・オーダーするなら作りつけの様なピッタリの本棚にしたいと言った要望は当然起こると思います。
私もオーダーで沢山の注文を受けているのですが・・・・正確に寸法情報を送ってくれる人も入れば、大雑把な採寸で注文を考えている人も少なくありません。
ピッタリの本棚を作ろうと思えば当然のことですが正確な計測に越したことはありません。
でも自分で計測した数値を元に本棚が作られるとなると・・・・・不安が残る・・・と言った方も少なく無いと思います。
計測数値を元にどれ位ゆとりを見れば問題無いか?制作面は業者に相談するとしても、
メジャーの目盛りを読むくらいは素人・玄人で基本同じです.
少しでも安く注文したいなら、覚悟を決めてご自身で測る事をお勧めします。
不安な時は設置場の状況を説明して、どうすれば良いか聞けばすむことです。
最近はメールで画像も送れるので相談すれば親切に教えてくれると思います。
どうしても自分じゃ安心で出来ない場合は業者を呼んで計測してもらうことになります。
予算に余裕がる時は、おまかせ注文もいいでしょう。
新築時に面倒なので工務店に頼むケースも多いと思います。
でも工務店の中には家を作ることが主流で細々とした家具は苦手な業者も少なくありません。
数百・数千万の物件を扱ってるため、手間の割に金額が張らない家具は避けたがる傾向もあります。
そんな業者に見積りを頼めは現在建築中のこともあり、ムゲに断ることも出来ないため成約不成立を覚悟で見積り価格もグーンと高価く見積もることもあリます。
お金がいっぱいある人はいいですが、極力安くあげたい場合は要注意です。
世の中はGW真っ只中です。
前回、オーダー本棚についての記事を書いてから、一週間以上が経過しました。
今日はデザイン図について少し話してみます。
当社では確認図と読んでいます。
1,当社ではお客さんから頂いた情報を元に、おおよその概算価格を言います。→
2,価格が問題なければ次のステップとして見積りと確認図を作成して返送します。→
3,お客さんは具体的に図解された図と見積り価格を見て再度検討していただき変更などがあれば修正して→注文になります。
オーダー本棚を考えている方は、このデザイン図(確認図)が重要で必須になります。
要するに思い描いている段階では頭の中にボンヤリとあるだけで価格を見積もるにも計算しようもありません。
イメージを作る側・又は作る側と仲介をしてくれる人に説明が必要ですが・・・・、漫画絵の様な物がわかりやすいのですが・・・得意とする方は少なく、口頭・文書だと間違いも生じます。
ウチのように実際に作る人が描くこともありますが、作り手の中には図解(CAD系)が出来ない人も多いのです。
そんな時は工務店か誰かに図解してもらう必要があります。
この図解作業は注文成立を前提に無料にしているケースが多いですが、本来は手間がかかるので無料では無いのです。
実際に作らないで注文を仲介する営業所は、営業手法からまずデザイン図を描いて見積もってくるケースも多いのですが・・・・概算見積り後にデザイン図を提出するほうが、注文する側・受ける側それぞれに無駄を省けるので双方に良いと思います。
オーダー本棚を注文する方に、私が本棚を作った経験の中から、コレからオーダーをお考えの方にオーダー本棚の失敗しないためのポイントを幾つかまとめてみたい思います。
一回目は本棚の材質についての話をします。
当方では木製本棚作りでパイン材を主に木材(ソリッド)を使用しています。
本棚は大きく分けて素材は3種類し分類できます。
2,の合板作りには二種類あります。
直貼り合板は重く、棚板がすぐに曲がってしますのでフラッシュ合板の方がまだ良いと思います。
でもフラッシュ構造だと価格面の有利さはあまりありません、手間が増えるので、むしろ高価に成ることもあります。
合板の有利さはなんといってもプリントを変えるだけで色柄が豊富だということです。
ご自宅のドアと同じ色に合わせたい等のリクエストの時は合板仕様が有利です。
1、木材作り
なんといっても強度面が優れている・木材(経年変化等)の特有の質感が挙げられます。
この様なことから、合板での制作も手がけた経験はありますが、私的には現在のところは木材(ソリッド)作りの本棚方が様々な点から有利と考え木材制作を選択しています。
但し、高価な樹種(チェリー・ウォルナット等)は本棚には不向きです。
何故かと言いますと・・本棚はテーブル、机・・などと違って材料を多く使います。
棚板などもソリッド材にすると材料費だけでも高価になります。
本棚に向く材料と言えば・・第一に上がるのがパイン材でしょう。
その硬さ、真っ直ぐな、その質・流通量、等からみてもパイン材は本棚向きと言えます。
このことからオーダー本棚を考える場合は、まずその素材が自分のリクエストに沿ってるかで選択して下さい。
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----作者紹介----
三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。
ブログの始めにあたり
2018年1月
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