ご依頼者のイメ-ジだけで、そのまま作りに入ると製作方法に無理が出たり、強度的の問題があったりとすることも多々あります。
この無理をゴリ押しに作ることは可能ですが10万の物も20、30万となりかねない。
そこで当社ではオーダー家具をご注文頂く前に、お客様から頂いたイメージを元に製作者が検証して設計計算して見積り価格と確認図にまとめてお客様に返すようにしています。
それを互いに確認しながら修正等を加えてご希望イメージに焦点を合わせて行きます。
この様な方法を取ることで実際に現地に行くこと無く、間違いのないモノを作るようにしています。
この確認図はあくまでも作るための図であり、「本気で作りたい人」のために無料で描いています。
作れないデザイナーが描く、受注を取るための図ではありません。
時間もかかるし何より設計は製作の初期段階であり、作る側としてはすでに製作はスタートしており本来無料で作成するものではないのです。
このため概算見積り価格やホームペ-ジ上の見積りページなどで価格面はクリアした方にのみ描いているのです。
こうすることで無駄な空見積りを極力なくし見積り確認図作成後の成約率を上げています。
作る側の無駄な動きは結局、作るもの価格に反映してしまうからです。
でも確認図で一旦、具体的なったことでイメージと違ったり、諸事情から作成後のキャンセルも心良く受けています。
コレはお客様との取引が公平にフェアーに進む事を願っているからです。
時々、確認図の変更を散々行ってからキャンセルする方や概算見積り価格を承認していただいたのに
確認図作成後値引き要請のキツイ方・・・・・いわゆる「行儀の悪い客」もネット上には居られます。
昨日も2月に確認図の作成後の値引き要請をお断りしたらプッツリ音信不通になってキャンセル扱いにしていた方から3ヶ月以上経って再度変更のご依頼を頂きました。
数ヶ月前に概算見積り承認いただいた後の確認図作成だったのですが、その後の見積り価格にご納得いただけないのであれば「キャンセル出来ます」と言ったら気分を害されたのか、頻繁にあったメールのやり取りがプッツリ無くなった。
私が「キャンセル出来ます」と言ったのはお客さんに気を使ってのことで「嫌味」で言ったのではありません。
その時は「失礼」な人だなと思ったが、やむなくキャンセル扱いにしたのです・・・
正直言って再要請をいただければ嬉しいので受注したいのは山々ですが・・・
お客さんと当社に相互満足が得られないことが初めからわかっているば時は・・・
コレまでの経験から欲はかかずに受注は避けるようにしています。
すみません。
それと「失礼」「無礼」な方の注文
すみません。
「スーパークレーマー」「上から目線」「身勝手」な方の注文
すみません。
----作者紹介----
三谷 正昭
1953年3月大阪生まれ
本棚、家具等の デザインと製作販売
㈱ONE&ALL代表
魚釣り、歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚やキャビネット作り
家具作り・身近な出来事を通して「ふっ!]と感じたことを勝手気ままに綴っています。
ブログの始めにあたり
2018年1月
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