過去には家具メーカーとして椅子をデザインしたこともあります。 画像は既成品ですが私がデザインしました椅子です。 椅子のデザインは家具の中でも一番難しく・・良い椅子の条件は
の三点が重要です。 デザインした時は確か25年程前です、この時は背の支え脚のS字形状に時間を費やしました。 その時は人の体型に合った正しい姿勢」(無理のない姿勢)とは、どの様なものかを様々な視点から考えました。 結論は人が座る時は脚と膝までが垂直で、膝から腰が直角に曲がり、腰から120~150mmまで垂直でその後背中のカーブに合せ湾曲させる事がベストと言う考えに至り・・・椅子を製品化しました。 この考えは、今も大きくは違いません。 食卓・勉強と言った作業動作が有る時の姿勢は基本で、リラックスする椅子は背側に傾きますのでベスト姿勢の形状は90度で無くなり今回のケースとは異なります。 今回、私が目指している椅子は、ギターを練習時に座る椅子です、どの形状が良いかは現時点まだ未定です。 基本の椅子の考えにギター練習姿勢+加齢による筋力の衰えを計算に入れた物でなければなりません。 私はホームページ製作でパソコンに座りっぱなしの時期が過去にありました。 その時机にセッティングされている椅子はエルゴノミクス的な人体形状に沿った座面も背も整形された事務椅子をキャスターが付いているものでした。 有名デザイナーの椅子で結構値段のするものでした。 でも、画像の椅子を使うと・・・・不思議なことに、この椅子のほうが楽でよく使っていたのを記憶しています。 但し、長時間はお尻は痛くなります、その時は体のサインとして立ち上がり体操をしていました。 私は、この時は腰痛と無縁でした。 なので腰痛には水平座面の板の単板座面が一番と考えています。 もし、お尻の痛みを軽減する場合は座面を組紐編みにすることがデザイン・強度面からも良いと思います。 思わず椅子の話をになってしまった・・・マズイな・・・この話をしだすと長くなる・・いやいや長すぎる。 ので今日はこの辺にしておきます。 次回は書き残した、お尻の痛みと腰痛の関係について書こうと思います。 |
762日目の岡山 続・ギター椅子考
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記述者ー三谷正昭
1953年3月大阪生まれ
歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚作り