面取りのルータービットの研磨に手こずっていました。
面取りの研磨はどう考えても・・・研磨屋さんに出しいる時よりも刃が付いている・・・でも実勢に研磨してみるとササグれて使い物になりません。
小首をかしげながら考える事で時間がどんどん過ぎていきます。
もう・・ギブアップを宣言しようと思った時に・・・・フッとひらめきました。
もしかして研磨のカエリ(バリ)の取り方に問題が有るのでは????
包丁やカンナなどは片面をひつこく磨いて・・・その後でカエリをサッと取れば問題ありません。
刃を垂直に引くので微細なギザギザは返って切れ味が良いように感じます。
これに対してルータービットなどは、刃が平行に当たるのでミクロン単位のギザギザやバリは、むしり取るようなササグレを産みます。
今回もバリ取りはダイヤモン刃で取っていたのですが・・・・バリを取ることで刃に微妙な傷を付けていたようです。
そこでバリを反対側から削り取るのでなく・・・布バフを買ってきて・・・研いだ刃先を傷つけないように研磨剤(青棒)と回転力で払い落とすことにしたのです。
これ・・・大正解でした。
布だから回転で刃のバリを取っても刃を痛めません、また、これだと不必要に深く削り取らなくても良いのでルーター刃の変形や消耗を防げます。
この手が・・・・あったか・・・
恐らくプロの研磨屋さんが、このブログを見ていたら・・・・「笑ってる」と思います。
ただ今回はグラインダーに小さなバフを取付けて払い落としましたが・・・・グラインダーだとバフはもっと大きいほうが良いようです。
ルータービットのような小さいものは、ドリルの先につける小さなバフの方が効率的と思います。
今日は疲れたので後日に回しますが・・・・今度、時間の有る時に今回のまとめをブログに書き留めておきたいと思います。
記述者ー三谷正昭
1953年3月大阪生まれ
歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚作り