本年も大晦日となりました。
1月から引っ越しの準備、8月引っ越し、そして今・・・目まぐるしい年でした。
私達が岡山に引っ越して来る前のことです。
その時、大阪でオーダー家具の注文を頂いた、あるお客さんに岡山引っ越し計画を話したところ・・・
「そら、人生の楽園やな」と言われました。
何でもTVの番組でやっているそうで、スグに見てみました。
TVを見て「なるほど・・そうかもしれないな」とも思いましたが・・・
私にとって、その時の引っ越しの心境はと言いますと、引っ越しにかかる経費と労力・・・・等などとても人生の楽園と思える状態ではありませんでした。
特に機械設備の移転を考えると・・・
以前に会社を吹田市から茨木市に移転した時の年齢は50歳程度でしたが心労から約半年間ぐらいは放心状態だった経験から、この歳で大丈夫かな??的な不安がありました。
でも、今は岡山で家具作りをしています、写真の裏山の景色をみては時々感慨に浸る時もあります。
そして現在、8月に引っ越してから予定では年内に事務所と私生活住居を整えるつもりでしたが、予算や業者見積りと相談している内に決まらないまま歳の瀬になってしましました。
金の無い身は辛い。
でも、金の代わりに技術と知恵は少しはあるつもりです。
来年、上下水道工事は春までストップしようと考えています。
と言いますのもココ津山はスグに氷点下になるので配管接着に不安が残るからです。
その後の内装工事は家具作りの合間時間にコツコツと自分でやるつもりです、一年で出来るか????分かりません。
人生の楽園は、まだまだ遠いですが・・・・一歩づつゆっくりと歩いていくことにします。
お正月は家内を連れて大阪に戻りますが、私一人は津山に戻って何か工事をゴソゴソやってると思います。
私にとって今年は「友の死」や「引っ越し」と、大きな節目の年となりました。
来年もよろしくおねがいします。
記述者ー三谷正昭
1953年3月大阪生まれ
歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚作り