航空機の計器を作る作業台

 

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ボーイング航空機の計器を作るための作業台の注文が5台有り、門真市のパナソニックに納品に行ってきました。

 

広い工場は場所探しも大変、でも入り口に着くと大勢人が出てきてかってに降ろしてくれました。

なんでも部外者は中に入ることが出来ないそうです。

楽ちん!一人ではとてもモテるような重さではありません。

なんでも金具を極力使わずに、指定の天板もラワンベニア板厚40~50mmと厚いのです、そんな厚いラワンベニアはありません。

・・・・と言った特殊なご注文でした。

そこで天板を2枚貼りあわせて42mm板厚の天板を作りました。

大きなプレス機があれば、いいのですが・・・・そんな物は積層合板工場でないとありません。

でも瞬時にやり方が 

木工をやってる方はわかると思いますが、コバ口だけをプレスすることは簡単です、しかし1600☓950mmだと中の方はどうしても板の凸凹で貼り合わせることは難しいのです。

均一に、そして完全に付けることは無理と言ってもいいでしょう。

でも、この天板は中央も端も均一に貼りあわせています、ノリは水性ビニルを使ったので集成工場より強力な張り合わせに成功しています。

やり方は秘密です。

ウチの設備だから出来けれど・・・普通は出来ないと思います。

難しい注文は発想を広げてくれます。

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記述者ー三谷正昭


1953年3月大阪生まれ
プロフィール
-好きなこと-
歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚作り
『岡山移転から