茨木市に2005年に引っ越してきて9年が経ちました。
越して来てからオーダーメイド家具を本格的に始めた、それまでは既成品の卸が主流でしたが、7年位前にそれも全てやめて、直販によるオリジナル家具(既成品)と一品一品作る、サイズオーダーやオーダーメイド家具作りを続けています。
通算すると家具に携わって30年以上が経過しました。
早いものでサイズオーダーやオーダーメイドで作った家具は、ざっと計算しても2000点は超えている。
オーダーメイドでやっていくには最初は不安と抵抗が有りましたが、その間の世の中の流れを見ると・・・正解だったのかもしれません。
でもオーダーメイドで家具を作ってると思うのですが、順調に注文と製作を循環させることは口には出来ない難しさが有ります。
短サイクルで注文をいただいて作ることは、いたって簡単ですが、ビジネスとして循環ができていなければ・・やがてやっていけなくなります。
少なくとも1っヶ月から2ヶ月間位の製作予定が詰まっていいないと、上手く循環させることは難しいのです。
しかし、注文ですぐ作るのなら作りやすいのですが、2ヶ月前の注文を間違いの無いように正確に作るのはコレまた難しいことなのです。
作る時になって細部に確認と打ち合わせをしていたのでは、予定通りに工程をこなすことは難しくなってしまいます。
注文時に設計イメージが完全に済んでいることが必要ですが、コレが案外難題です。
一品一品作るものは全てが、初めて作るものなのです。
お客さんから見れば・・・沢山作っているから失敗なんて無い・・と思っていませんか?
ある、ある、・・・・あるんです。
記述者ー三谷正昭
1953年3月大阪生まれ
歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚作り