オーダー家具を扱ってる業者はたくさんあって、その種類・特徴は各社様々と思います。
大体大きく分けて2つのタイプに分けて見たいと思います。
それは実際に作っている製作所的なところと、作ることは他者に依頼して注文を受ける営業所的なところに分けることができます。
お客さんすれば注文すると言う点では同じなのですが、2タイプはそれぞれ性質が違うので自分の要望がどちらに適しているか事前に選択したほうが失敗の無いモノが出来上がります。
営業所的なところに製作所的なこと、またその逆なことを期待してもうまく行きません。
まず、営業所的なところはお客さんの要望を聞きデザイン図にまとめて作るところに製作依頼する分業制をとっています。
家具を実際に作る職人は案外お客さんとのやり取りやCADを使ったデザイン図は苦手で、変わってやってくれる営業所的なところがあると助かるので、持ちつ持たれつの関係でうまくやってる。
分業制のいいところは
- 営業専門なので時間をかけて親切に対応してくれる
- 木材または合板作り・・等、お客さんのイメージにあった製作所を選択してくれる
但し、作るところが別な分、製作面のすり合わせがその場でできないため時間がかり価格が高くなりがちです。
製作所に直接依頼するいいところはといいますと
- 実際に作る者と話ができるので細かな要望に対応できて話が早い
- 価格面で安く提供出来る
製作所でも大きいところだと営業部門と製作部門にわかれているところもあるが、実際は一人親方や少人数制のところがほとんどです。
小さなところは時間が勝負のところがあり提案や行き届いた、時間のかかるサービスは苦手です。
オーダー家具を考えている方は、自分に適しているタイプはどちらかを見て依頼されることをおすすめします。
当社は、と言いますと製作所に属します。
工芸的な高級家具は苦手ですが、木材作りでCAD図解を交え、小さなモノから大きなものまで独自の技術でピッタリに作ること、素人でも壁面家具を組み立てることが出来るデザインを得意としています。
私のコンセプトは「部屋で主張しない家具作り」です。
記述者ー三谷正昭
1953年3月大阪生まれ
歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚作り