製作中、確認しながら家具作りはできません。

ある方からワインラックを作って欲しいとの依頼がありました。

内容から、だいたい¥60,000前後ぐらいと概算見積もりを告げると予算的に合ったみたいでご依頼となった。

そこでデザイン図を作りました、図には瓶を置く切ヌキのφの直径も細かく書き込みました。

その方はデザイン図には触れずに「ワインの空瓶を送います、売られているものを含め様々な角度から丁度良い切ヌキをしてください」と言ってきた。

おっとっとっとと・・・・これは困ったと思いました。

ワインの市場調査までしていたのでは時間が掛かるし、適当なゆとりには個人差があるし一つ一つ確認しながらヤスリで微調整しろと言われると・・・・・困る

「デザイン図に記された切ヌキサイズφmmを変更して指定して頂ければご希望の通りに切り抜きます」と返信すると・・・・

ソレっきりなんの連絡も無くなりました。

何日かかるか分からん市場調査したり、60箇所の切ヌキをいちいち瓶とにらめっこしながら作っていいたのでは¥60,000が¥150,000頂いてもあいません。

こんなケースは、完成まで何日かかるかわかりませんので、ウチではできません。

少なくとも「金に糸目は付けない」と言う方で、価格も事前にはわからないので、かかった費用を請求する作り方でないと引き受けられません。

 この方の場合は事前に分かったので良かったけど・・

これまで2件ほど受注してから後で言われたケースがあり、もう、もう懲り懲りです。

一旦完成したものを元に戻したり、リセットはできません、作り始めると完成までは一直線です。

オーダーで家具をとお考えの方は、よく考えた上で、要望、希望は具体的にしてください。

ご自身でよく考えることはオーダー家具を上手く、安く作る上で重要です。

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記述者ー三谷正昭


1953年3月大阪生まれ
プロフィール
-好きなこと-
歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚作り
『岡山移転から