木は成長する過程で上に伸びる時ネジレながら伸びていきます。
これは強い風が吹けば枝に着いた葉はヨットの帆のように風をまともに受けます。
この時、木はネジレてしなることで上手く風を逃し倒れたり、折れたりしることから身を守っています。
木材を扱う場合この特性をよく知ることはデザインをする上でとても重要です。
この事が至る所でデザインの邪魔をしたり障害となります。
但しこの邪魔者が構造物の強度を作るためとても重要な働きします。
この新羅万象の摂理を逆らうのでなく上手く利用できた時は木工デザインをする上で最大に面白い事なのです。
記述者ー三谷正昭
1953年3月大阪生まれ
歩くこと、サイクリング、 仕事
壁面にピッタリの本棚作り