パネルソー(パイン集成材カット)

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今日は朝から アッツー

NCパネルソーでパイン集成材をカットする。

 家具や本棚などの制作はまず切ることからです。

当社工場にはNCパネルソーが設備にありそれを使ったカットをご紹介します。

制作の合間を利用して撮影しごく基本的な手順を紹介してみます。

使用する機器は一般的でないため一般方には参考にならないかもしれませんが基本は同じです。

今後デザイン話で制作工程も紹介してみるつもりです。

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  1. 棚板のカットは集成材原版をパネルソーにセットするところからです
  2. まず下の底辺と90度になるよう集成材の端を落とします。
  3. 寸法定規をカットする寸法にセットします。
    このとき粗切りか、正寸切りかでセット駿府は変わります、一般的パネルソーは正寸切りはキビシーですが当社のパネルソーは正寸も切れます。

(正寸)誤差は±0.5mm以内でなければなりません。

制度のいる金物仕様では±0.2mmいないでカットします。(この時は後日紹介しますが別の横切り盤を使います)

なれると感覚で制度は出せます。

製品がよく出来るかそうでないかはこのカット精度の良否に大きく左右されます。

画像のパネルは3/8版2400×900×19mmです。

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まず縦にカットします。
(スイッチを押せばノコ刃が降りてきてカットしてくれます)
のでこの時重要なことは定規に完全に沿ってりることを確認よーくすること

 

2010_04230113.jpg 原板の端はまっすぐでないため数ミリ切り落とします。
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 定規に合わせ横方向を切りそろえればカットは出来上がり。

このカットで重要なことは向かい合う面が真並行
接する面が真直角(90°)であるということです。

いい加減なカットでは出来上がる箱がネジレてしまい扉、引出しが取付けできなきなくなります。

家具作りカットの基本は0.1mmを切り分けることです。

 

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記述者ー三谷正昭


1953年3月大阪生まれ
プロフィール
-好きなこと-
歩くこと、サイクリング、 仕事
-得意なこと-
壁面にピッタリの本棚作り
『岡山移転から